おとなの矯正歯科

矯正治療

大人の矯正

矯正歯科治療は魅力的な笑顔になっていただくことのみならず、歯の健康を保つためにも重要です。

矯正治療を行うことで、歯の劣化、歯周病、消化不良、滑舌不良等、歯に起因する様々な病態を未病の段階で防ぐことが可能です。つまり矯正治療は審美的な効果のみならず、口腔内の病気を未病の段階で防ぐ先制医療の側面も持っているのです。

当院院長の髙橋は、約14年間、東京医科歯科大学及び東京大学で、半側小顔症をはじめとする疾患に伴う治療の難易度が高い咬合不全に対する歯科矯正治療に従事して参りました。14年間の大学病院在籍中、並行して複数のクリニックにて成人・小児の審美的な矯正治療も継続して行い、2018年の当院開院までの間も数多くの矯正治療を担当しております。また、矯正治療、クリーニング、ホワイトニングといった口腔内の健康に対して問題意識の高い米国(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)での研修経験や、ドイツ連邦共和国(ベルリン)で、最先端のクリニックの見学経験があり、日々積極的に最先端の矯正歯科技術を習得すべく研鑽を積んでおります。

当クリニックでは美しく、魅力的でかつ健康的な口腔内環境を保つべく、それぞれの患者様の口腔内の状態と社会的なニーズにマッチしたテイラーメードの矯正治療をご提案させていただきます。

*矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。

当院で対応可能な矯正治療

大人の矯正

当院で対応可能な矯正治療には以下の3種類があります。

表側矯正

大人の矯正

小さな力で効率よく歯の位置を矯正することが可能な、痛みの少ない矯正治療です。オーソドックスな方法で多くの患者様に適した治療法です。昔は金属装置が主流でしたが、白や透明タイプもあるので表側矯正でも目立ちにくくすることが可能になっています。簡単に取り外しが出来ない等のデメリットがあります。

【一般的な治療費(自費)】902,000円(税込)、別途 検査診断料 44,000円(税込)
【治療期間・治療回数】2年前後・約1ヶ月ごとに一度の来院

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

大人の矯正

プラスチック製の透明で人に気付かれずに矯正できる、取り外し可能な新しいタイプの矯正装置です。食事の際には取り外して頂きます。取り外しが可能なため、アナウンサーやモデル、営業職等、人前で話したりすることが多い職業の方でも仕事の都合で簡単に取り外すことが可能です。金属アレルギーの方にも安心です。ワイヤーを用いた矯正法と比べて治療期間が長くなる傾向にあるデメリットがありますが、当院で導入している特殊な機械から照射されるブルーライトを併用することで治療期間の短縮が可能です。

海外製カスタムメイド矯正装置になりますので、下記の内容をご了承くださいますようお願いいたします。

《未承認医療機器を用いた治療について》

  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。尚、インビザラインの材料は、日本の薬事認証を得ています。
  • 米国アライン・テクノロジー社の製品の商標であり、インビザライン・ジャパン社を介して入手しています。
  • 日本国内においては、同様の医療機器が薬事認証を得ています。
  • 1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証済み。製造場所はISO 13485:2003(医療機器の品質保証のための国際標準規格)認証を取得。
  • 日本国薬事法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置です。
  • 日本国歯科技工士法上の矯正装置に該当しない装置です。
  • この装置以外の、日本国で承認を得ている医療機器や矯正装置を用いる治療法が存在します。
  • 上記の理由につき、担当歯科医師の判断のもと全責任において使用されます。
※薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

【一般的な治療費(自費)】880,000円(税込)、別途 検査診断料 44,000円(税込)
【治療期間・治療回数】2年前後・3〜6ヶ月ごとに一度の来院

舌側矯正

大人の矯正

表側矯正と同様に金属製のワイヤーを用いた治療法ですが、歯の裏側にワイヤーを装着するため、装置が目立たず歯の表面を美しく保つことができます。裏側に装置があるので違和感を感じたり、滑舌が悪くなってしまう場合があります。

【一般的な治療費(自費)】1,210,000円(税込)、別途 検査診断料 44,000円(税込)
【治療期間・治療回数】2年前後・約1ヶ月ごとに一度の来院

その他対応可能な矯正治療

その他にも当院では下記の対応が可能です。

非抜歯矯正

奥歯を移動させたり、歯列の幅を広くすることで永久歯が生えるスペースを確保し、抜歯せずに矯正を行います。また、歯の表面をわずかに削ってスペースを確保する方法もあります。

部分矯正

部分的に矯正が必要な際に、必要な部分にだけ装置を付けて矯正する方法です。矯正方法は表側矯正、裏側矯正など様々あります。

後戻りした時の再矯正

最初の矯正が不十分であった場合、矯正後の保定(後戻りの防止)が不十分だった場合、再矯正が必要となる可能性があります。他のクリニックで矯正した方の再矯正もご相談ください。

矯正治療を開始する時期に遅すぎるということはありません。実際に米国では矯正治療を受ける方の5人に1人は21歳以上とのデータがあります。魅力的な笑顔の効果は成人においてもプライスレスです。特に先ほどご紹介したマウスピース矯正 (Invisalign) は目立たずに矯正治療を行って頂くことができます。

あなたの歯並びはどのタイプですか?

前歯がガタガタ

叢生(そうせい)と呼ばれ、顎が小さく歯が生えるスペースが充分に確保できないことが原因で歯並びがガタガタになっている状態です。

前歯が噛み合わない

開咬(かいこう)と呼ばれ、上下の奥歯を噛み合せた時に上下の前歯が噛み合わない状態です。奥歯ばかりに負担がかかるので奥歯の劣化がすすみます。

出っ歯

上顎前突と呼ばれ、前歯や上顎が前に飛び出している状態です。骨格や歯生え方など先天的な原因のほか、舌癖や口呼吸等による後天的な原因もあります。

すきっ歯

前歯の真ん中だけに隙間がある状態を正中離開、全体的に隙間がある状態を空隙歯列(くうげきしれつ)と呼びます。隙間から空気が逃げるため滑舌が悪くなります。

受け口

反対咬合(はんたいこうごう)と呼ばれ、上顎より前に下顎が出ている状態です。前歯でものを噛むことができず、滑舌にも影響があります。

咬み合せが深く、噛んだ時に下の歯が見えない

過蓋咬合(かがいこうごう)と呼ばれ、上の歯で下の歯を押し上げるため歯並びが進行性に乱れていくリスクがあります。

大人の歯が足りない

歯が生えるスペースが狭いため、永久歯が歯茎の中に埋まったままになっている可能性があります。もともと歯の数が少ない方もいます。当院では最先端のCTスキャンを導入しているため正確な診断が可能です。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

〇最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
〇歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
〇装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
〇治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
〇歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
〇ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
〇ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
〇治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
〇治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
〇様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
〇歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
〇矯正装置を誤飲する可能性があります。
〇装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
〇装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
〇装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
〇あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
〇治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
〇矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

厚生労働省の医療広告ガイドラインでは、矯正治療などの自由診療について、主なリスクや副作用を情報提供するよう求めています。 矯正治療は大きなメリットがありますが、全ての医療同様に潜在的なリスクや副作用があることもご理解ください。ただし、全てのリスクや副作用が生じるものではありません。ご心配な点などは、当院の歯科医師にご相談ください。

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